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床面積が小さい平屋!最低限の面積で収納を充実させるには?

平屋の住宅は広々とした空間が魅力ですが、収納に関しては課題もあります。
特に、一階にリビングやダイニングがある場合、収納スペースを確保するのが難しいことが多いです。
しかし、上手に工夫すれば平屋でも充実した収納を実現できます。
本稿では、平屋に必要な収納率と収納術をご紹介します。
これから平屋を建てる方や、収納に悩んでいる方はぜひご覧ください。

□平屋に必要な収納率とは?

「収納率」とは、生活スペースと収納スペースの割合を表す言葉です。
快適な生活を送るためには、適切な収納スペースが必要不可欠です。
平屋は2階建て以上に比べて床面積が狭いため、十分な収納スペースが確保できないと思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。

一般的には、収納率が13パーセントあれば十分と言われています。
15パーセントも取れればかなり余裕を持って収納できるでしょう。

次の章でご紹介する収納法を参考に収納率を増やしていきましょう。

□収納率を増やすには?

1.生活動線に合わせて収納を設ける

収納の量だけ増やしても意味がありません。
誰がいつ、どこで何を使うのか家族の生活動線を具体的にイメージして収納を設けましょう。

2.デッドスペースを活用する

デッドスペースは家を建てるにあたってどうしてもできます。
この利用しづらい空間を収納として活用し、居住スペースに余裕を持たせましょう。

*平屋に取り入れたい収納

1.小屋根裏収納

小屋根とは、屋根と天井の間にできる空間を指します。
出し入れが面倒になってしまうため、使用頻度の低いものを収納しましょう。

2.地下収納

小屋根と同じく、居住スペースを削ることなく収納スペースを確保できるのが地下収納です。
地下と考えると少し大げさですが、スキップフロアで半地下の空間なら平屋にぴったりの収納になります。

3.パントリー

食品用の収納と思われがちですが、調理器具や調理家電などをまとめるのにも使えるのがパントリーです。
散らかりがちなキッチンの生活感を隠せます。

4.シューズクローク

靴類だけでなく、コートやバッグも収納できるシューズクローク。
玄関土間とつなげて、引き戸付きのシューズクロークを設ければ、急な来客時にもさっと目隠しできます。

□まとめ

収納率が13から15パーセントあれば十分であり、生活動線に合わせた収納設置や、デッドスペースの活用、小屋根裏収納や地下収納、パントリーやシューズクロークの設置が収納率を増やす方法になります。
これらのアイデアを駆使して、平屋でも充実した収納スぺ―スを実現させましょう。

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