家づくりで後悔しないために知っていただきたいのが、優先順位の付け方です。
希望の優先順位を付けることで妥協できる点とできない点を分けていきます。
そこで今回は、優先順位の付け方と、間取りを決める際の注意点をご紹介します。
家づくりを行う前にぜひ参考にしてみてください。
□優先順位の付け方とは
ここでは、新築の注文住宅を建てる際に重要な、優先順位の付け方について解説します。
まず、住宅に対する家族全員の希望を全て書き出しましょう。
キッチン、リビング、寝室といった具合に、どの部分に対する希望なのか後々分かりやすいように項目で分けておくと良いでしょう。
書き出し終わったら、重複しているかを見てみましょう。
重複している希望は家族の中で優先順位が高いということになります。
異なる意見が出ていた場合は、どちらの優先順位を高くするのかを話し合って決めましょう。
そして、書き出していった希望にそれぞれ優先順位を決めましょう。
「譲れない」「実現したい」「なくても問題はない」の3つの段階で決めると分かりやすいでしょう。
打ち合わせの前にこれらの優先順位を決めておくと、業者に希望が伝わりやすく打ち合わせの時間が大幅に短縮できます。
また、希望が業者に伝わらないということも避けられるので、ぜひ打ち合わせの前に優先順位を付けておきましょう。
業者も全ての希望を叶える努力はいたしますが、かけられる予算によって叶えられる希望が変わってくることにも注意しましょう。
□間取りを決める際のチェックポイントとは
間取りを決める際は以下の点に注意しましょう。
1つ目は採光や風通しです。
太陽の光の強さは窓の位置取りと間取りによって変わってきます。
特に家族が集まる時間が長いリビングには、太陽の光が多く当たるように調節しましょう。
また、窓を対面に設置することで風通しが良くなり、住み心地の良い住宅になります。
2つ目は生活動線や今後の家族構成について考えることです。
家族それぞれの生活動線がかぶるポイントの道は広く設計しましょう。
また、家族が今後どうなるのかについて話し合っておくと、子供部屋の数やリビングの大きさを設定しやすくなります。
将来の希望もあらかじめ設定しておくと今だけでなく、将来も住みやすい住宅になりますね。
□まとめ
今回は、家づくりにおける優先順位の付け方をご紹介しました。
後悔しないためにも、家族で話し合って住宅に対する優先順位を付けましょう。
新築の家づくりにおいてなにか疑問があればぜひ気軽にご相談ください。